書評

「夢をかなえるゾウ」人生を変える方法が全て載っていた!名言のオンパレード

人間の長い歴史において、どうすれば人が成功するか、そのことはもう解明されているのです。それでも世の中にはいまだ成功法則書が溢れ、それを読んだ人に「成功するのではないか」という期待を与え続けています。 しかし、そうした人たちのほとんどが成功していくことはありません。

なぜでしょう?

それは、何もしないからです。実行に移さないからです。経験に向かわないからです。もし、あなたが何かを実行に移すのなら、昨日までとは違う何かを今日行うのなら、仮にその方法がまちがっていたとしても、それは偉大な一歩です。

表紙とタイトルからは想像もできないほど、読み終えたあと、自分の気持ちを高めてくれる本でした。

超有名とは全然知らなかった「夢をかなえるゾウ」に、ぼくの心は激しく揺さぶられたので想いを繋げたく感想書きます

まず!

この本を読んでも行動に移せないのなら

「あなたに成功は訪れない」

「成功を放棄した人」

そんな言葉を贈りたくなります。

星の数ほど自己啓発本がありますが、この本の最大の特徴は「読みやすさ」。涙をさそうストーリーで本嫌いでもすらすら読めます。本嫌いは何言っても本を読まないと思いますが。

自己啓発本で有名な堀江貴文さんの本を何冊も読みましたが、超ド直球の表現が多く、「そんなことできるわけねーよ!」と感じてしまう部分もあると思います。

自己啓発本の主張は一貫として「行動しろ!」に尽きます。

「夢をかなえるゾウ」も「行動の大切さ」を説いてますが、素晴らしいストーリーで、要素をとても丁寧に解説されており、本の世界に引き込まれます。

読みやすさ。分かりやすさ。は他の書籍と比べて群を抜いています。あくまでぼくが読んだ中ではですけどね。ここで読むべき人をまとめます。

読むべき人

  • 読者が得意でない。
  • 自己啓発本をよく読む。
  • 人生を変えたいと強く願っている。

ではこの素晴らしき本を汚さぬよう心を込めて紹介します。

あらすじ

かなりざっくりあらすじを説明すると、

ある出来事がきっかけで「変わりたい!」と強く願う冴えないサラリーマンの元にガネーシャという神様が現れ、現実と照らし合わせ様々な課題を出し、成功に導いていく。

というストーリーです。

多くの人に当てはまるキャラ設定も引き込まれるポイントですね。

備忘録含めガネーシャからの全課題を書いておきます。

ガネーシャが出した課題

  1. 靴をみがく
  2. コンビニでお釣りを募金する
  3. 食事を腹八分におさえる
  4. 人が欲しがっているものを先取りする
  5. 会った人を笑わせる
  6. トイレ掃除をする
  7. まっすぐ帰宅する
  8. その日頑張れた自分をホメる
  9. 一日何かをやめてみる
  10. 決めたことを続けるための環境を作る
  11. 毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
  12. 自分が一番得意なことを人に聞く
  13. 自分の苦手なことを人に聞く
  14. 夢を楽しく想像する
  15. 運が良いと口に出して言う
  16. ただでもらう
  17. 明日の準備をする
  18. 身近にいる一番大事な人を喜ばせる
  19. 誰か一人のいいところを見つけてホメる
  20. 人の長所を盗む
  21. 求人情報誌を見る
  22. お参りに行く
  23. 人気店に入り、人気の理由を観察する
  24. プレゼントをして驚かせる
  25. やらずに後悔していることを今日から始める
  26. サービスとして夢を語る
  27. 人の成功をサポートする
  28. 応募する
  29. 毎日、感謝する

なんのことかわからないですよね。ぼくも書いていて忘れている部分もあります。ただし、読み始めると一般庶民がイメージしやすく感情移入してしまう構成だからあっという間に読了しているはずです。

最後の方は感情移入しすぎてマーカーばかりになりました。

共感したり今後取り入れたい内容を紹介します。

名言が盛りだくさん。

10.決めたことを続けるための環境を作る より

自分がこうするて決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らなあかんいうことや。ただ決めるだけか、具体的な行動に移すか。それによって生まれる結果はまったく違ってくるんやで

「テレビを見ない」と決めるだけじゃだめで、コンセントを抜くという行動によってよりテレビを見ない環境を作り出すというとても分かりやすい例が書かれています。

これをぼくに置き換えると、ぼくはお小遣いを稼ぎたい思いのみでブログをはじめました。続けるためにぼくのとった行動は、ブログ用のPCを買い、ブログ用の環境をお金を出して整え、少しでも自分を追い込んだことが今日まで続けれていると確信しています。

半年以上続いています。しかしまだまだ弱いと感じています。要するに更新頻度ですね。ブログは書いてなんぼの世界だと考えています。さらに環境を整えることがぼくには必要です。

18.身近にいる一番大事な人を喜ばせる より

「人間ちゅうのは不思議な生き物でな。自分にとってどうでもええ人には気い遣いよるくせに、一番お世話になった人や一番自分を好きでいてくれる人、つまり、自分にとって一番大事な人を一番ぞんざいに扱うんや。たとえば……親や」

この一文、強烈に胸につきささりました。いつから親と会話していないだろう・・・いつから孫の顔を見せてあげれてないだろう・・・猛省します。

すぐ親に連絡をとりました。喜んでくれてるかは分かりませんが、本当に久しぶりの連絡でした。

最後の課題の前のガネーシャの想い

次から次へと課題みたいなもん出してるから新鮮さもあってやれてるけど、でも最終的には忘れてく思うねん。元に戻ってまう思うねん

ぼく含め自己啓発本を何冊も読んでいる方、この一文を強烈に胸に刻みましょう。

この一文を忘れない為、紹介したいが為に本記事を執筆しているといっても過言ではないです。

「自分は今、『座っとる』だけや。この意味、分かるか? 確かに自分はこうやってワシの話を聞いとる。でもな、今、自分は何かを学んで、知識を吸収して、成長しとる思てるかもしらんけど、本当はな、成長した気になっとるだけなんや。ええか? 知識を頭に入れるだけでは人間は絶対に変われへん。人間が変われるのは、『立って、何かをした時だけ』や」

こちらもしっかり胸に刻みましょう。ぼくは今「夢をかなえるゾウ」を読んだだけです。あなたはぼくの記事を見ただけです。 

実際の本をここまで読んだあなたは少なくとも行動の重要性について理解しているはずです。ぼくのようにブログを執筆でもいいと思います。とにかく行動することを強くオススメします。

25.やらずに後悔していることを今日から始める より

やりたいこと見つけるために一番やったらあかん方法、それはな……『考える』こと

小学生のとき、いちいちやりたいこと探さなかったですよね。直感的に感じたやりたいことに全力で取り組んでいましたよね。

結局やりたいことって考えて出てくることではないということを説いてくれています。

そしてぼくが最も感銘を受けたガネーシャの言葉▼

「そのやらずに後悔してること、今日やるんや」

もし、『みんな』と『自分』に境界線引くチャンスがあるとしたら、それは『今』以外ないで」

「みんな知ってんねん。やりたいことやって後悔せんような人生送ったほうが幸せになれるてな。でもやらへんねん。何でや? それは、今の自分と同じこと考えてるからや。収入。世間体。不安。同じやで。人を縛ってる鎖なんてみんな同じなんや」

「今まで無理やったら、これからも無理や。  変えるならそれは『今』や。  『今』何か一歩踏み出さんと。自分それ、やらんまま死んでくで」

ここまで読んだあなたはきっと何か一歩を踏み出しているはずです。それが成功するかどうかは分かりませんが間違いなくあなたは「なりたい自分」に向けて一歩を踏み出しました。その歩みを止めなければ間違いなく誇れる自分に変身できると思います。

ぼくも書き続けます。今はそれがぼくにとっての歩みだと思っています。当然成功するかなんて分かりません。

失敗したらその時考えればいいんですよね。

最後に

これ以上、自己啓発本を読むのを辞め、変わりましょう。今すぐに。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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