書評

究極のライティング技術は「究極のセールスレター」で学ぶべき

書評に対してこれほどまでに責任感を感じることになろうとは思いもしませんでした。

なぜなら「究極のセールスレター」はそれだけの名著だからです。

紹介することが非常に恐れ多く感じます。ぼくの書き方一つでこの本に対しての印象もがらりと変わってしまう可能性も潜んでいます。反面、このような名著を「知らない」もしくは「知っているけど読んでいない」、そういう方達に僅か1800円程度で手に入る技術、さらにはチャンスを掴んで頂きたいという思いもございます。

かくゆうぼくもこの本を手にしたきっかけは、アフィリエイターのバナオレさんが紹介されていたことがきっかけです。

関連アフィリエイトにおすすめな本(初心者~上級者)を全て話そうと思う

この本に出会わせて頂いたこと深く感謝いたします。

バナオレさんは成果をこう記載されております。

この本に書かれているセールスライティングを実践した結果、ある1記事の収益が月10万⇒月60万になりました。

凄いですね。ぼくもあやかりたいものです。ちなみにバナオレさんは5万PVで200万の収益をあげているようです|д゚)スゲー

成果だけを紹介するとかなり怪しく見えてしまいそうですが、著者はダイレクト・マーケティング界では世界的に有名な「ダン・ケネディ」という方です。彼は他を圧倒する成果を上げており、日本人にも馴染み深いにきびケアの「プロアクティブ」も成功の裏には彼の手法が強く影響を及ぼしているようです。

全米中のダイレクトマーケティングに関わる専門家が必ずとい言ってもいいほど参考にするバイブル ※まえがきより引用

本書は上記のような立ち位置で、疑いようのない「名著」です。

しかし正直なところ「セールスレターってぼくには関係なさそう」というのが第一の感想でした。笑

しかし読了後の感想として、決してそうではなく非常に多くの方が読むべき一冊と感じました。

まずセールスレターとは?から簡単にご説明致します。多くの方が当てはまるという事を実感頂きたいからです。不要な方は「究極のセールスレターとは」から読み進めて下さい。

セールスレターとは

DM(ダイレクトメール)の一種で、あなたの家のポストにも山のように投函され破り捨てている「商品についての売り込みの手紙」です。

長いと複数ページに渡ることもあるでしょう。最後までじっくり目を通したことはありますか?ぼくはほとんどないです。笑

実はセールスレターは企業の経営者宛にも発送されております。商品の紹介であったりセミナーの案内だったり内容は様々です。

セールスレターの目的は?

読んでもらい、反応を得て、商品やサービスを購入してもらうことです。

簡単な説明ではございますが、自分はあまり関係なさそうという方も多くいるだろうと思いますが、実はそうではないはずです。

本書を読むべき方。得ることができる知識。

イメージを持って読み進めるとより一層内容が浸透するかと思います。

商品やサービスを文章で伝える(売り込む)方

アフィリエイターは必読すべき本です。ブログでお小遣い稼ぎをしている方もあてはまります。営業職の方は提案書を作成することでしょう。こちらもあてはまります。飲食店や美容室であればお店の前に立てかけている看板も文章で惹きつけて来店してもらうという意味では一種のセールスレターと呼べるでしょう。技術者の方も思いを文章で伝えることもあるでしょう。稟議書も文章で思いを伝えますよね。様式は定型化されており、砕くと怒られるとは思いますが笑

上記のとおり非常に多くの方があてはまります。

本書より得ることが知識・テクニック

媒体問わず「文章を用いてお客様の心をわしづかみにしたい」という方は今すぐこの本を読んでみてください。間違いなく今までとは違う成果が見込まれます。

また、あなたが売り込みたい商品を競合商品と価格比較をさせず、今すぐ行動させる力を身につけたい方には非常に有効なテクニックが身につくことでしょう。

前段が長くなりましたがそれでは本書の紹介をしていきたいと思います。

究極のセールスレターとは

繰り返しになりますが、全米でセールスレターで圧倒的な成果をあげてきた「ダン・ケネディ」がこの本の著者となります。彼と仕事をすると報酬が1.5~2.5万ドル(150~250万円)にも関わらずリピート率が80%を超えるようです。そして90%以上の仕事が成功をおさめているとのこと。

本書は「STEP28」で構成されておりますが、ダン・ケネディがじっくり新しいセールレターを作る上で行っているのと同様の手順となります。彼曰く「奇跡の手順」とのこと。

それを手にしたぼくたちは最短距離で成果につなげれるという訳です。

重要な部分のみ抜粋しようと思いましたが、全てが重要だと感じてしまったため、脳みそがちぎれるくらい考え抜いたごくごく一部抜粋致します!

価格を度外視させる3つの公式

誰もが価格が最終決定要素になり得ると考えることでしょう。重要な要素であることには違いないのですがその視点をそらし、成果に結び付けるための公式を提示してくれています。

  1. 問題提起→あおる→問題解決
  2. 予測
  3. 勝ち組・負け組

それぞれの具体例が本書では全て記述されております。僅か十数ページではございますが、この項目だけでも価格だけの価値は十分あります。1の具体例を読んでいるだけでも全くの無関係のぼくでさえも気持ちが煽られ解決案に乗っかってしまいそうになります!

今後ライティングをする上で頭に叩き込んでおきたい公式です。

バナオレさんも200ページを超える本書でこの部分を取り上げられております。

※ここだけでも立ち読みしてみてください!

必勝コピーライティングのテクニック4つ

  1. 焦らせる
  2. ROIを説明する
  3. 自尊心に訴える
  4. しっかり保証する

この4つのテクニック、実はぼくらも日常生活でよく触れています。

「期間限定」「数量限定」「限られた方だけに~」といった具合に焦らされたことはありますよね。その他のテクニックも実は身近ではありますが本書を読むことにより目から鱗の活用法を学ぶことができます。

それ以外にも「いますぐ行動してもらうように刺激する7つの方法」「感情を込めて感情に訴えかける文章の大切さ」等、ライティングにおける非常に重要な要素が散りばめられております。

論理的な人間でもつまるところ意思決定は感情だと。

現時点で2回読みましたが非常に多くの「気づき」がございました。

最後に

本書は非常に多くの事例を用いてい徹底的に分かりやすく解説されています。また良い例・悪い例、その根拠も分かりやすく記載されています。なので読んですぐに自分の文章にも役立てることが可能です。

本書代1800円、そして読了に約4時間。このわずかな投資が未来のあなたに未知なる成果をもたらすことでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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