いつも「ですます調」を心掛けていますが本記事は言葉が荒くなる可能性ございますことご了承ください。それでは本編スタート。
あちこちで会社辞めたいだのもう辞めるだのそんな言葉が聞こえてくる。
世の中は5月病で蔓延してるのか!?
そんなことを考えるといつも思い出す言葉がある。
「有給休暇消化して辞める奴なんていない」
ぼくが徹底的に闘うことを決意したクソ人事の言葉だ。
今となってはこのクソ人事にも僅かながら感謝している。このクソがいなければぼくはまだクソまみれの会社で働いていたかもしれない。
5年前
ぼくはワクワクしない仕事に疲弊しきっていた。だけど転職には圧倒的に不利な土地での勤務。転職を考えても行きたい企業は全て東京で面接。
面接行くのに往復数万円は支払いたくない。ぼくはそんな思いだけで転職活動をしなかった。
面接くらいFaceTimeでいいだろ…そんな思いもあった。
「採用=会うのが必須」という考えがそもそもクソだと思っている。
そんなクソ固定観念に縛られたあなた方が採用した人間も大半がクソ社員だろう。
そんなことには蓋をして、面接は会わないとダメだとかどの口が言うてるんだ。
世の中をそんな見方しかできなかった。
何に対しても「クソが!」。ぼくはそんなことばかり考えてるクソリーマンでもあった。
話は戻る
クソ人事「有給休暇消化して辞める奴なんていない」
確かに辞めていったメンバーは誰も有給を使っていなかった。不思議で仕方なかった。中にはボーナス直前に辞めていった人間もいる。不思議を通り越して「え、クソ真面目なの?バカなの?どっちなの?」と頭を悩ますこともあった。
だけど理解できた。クソ人事やクソ上司から相当プレッシャーをかけられていたのだろう。
当時、法律的なことを知らなかったぼくは調べた。ぼくの意見が正しいと知った。労基にも電話した。確信した。これは勝ち試合だと。
覚えておいて欲しいのだが、日本は圧倒的に労働者側が有利な立場に設定されている。
労基の方はこうも話してくれた。
「何かあったらもう一度連絡下さい。こちらから指導することも可能です。」
ぼくはチャンスだと思った。このクソ人事が息をしているクソ会社に天罰を与えてやろうと思った。
武器を手に入れたぼくは再度人事と面談。
ぼく「有給消化してから辞めます」
クソ人事「前も言ったけど認めない。前例がない。ダメだ。」
よしっ。いい流れ。この流れを楽しもう。
ぼく「それを会社としての発言として捉えていいでしゃうか?今日までぼくは色々と調べました。」
人事の顔が一瞬ひるんだっ
ぼく「付け加えます。ぼくは〇月〇日まで在籍し、有給消化します。大人なので業務で迷惑をかけるようなことはしません。」
すると、
クソ人事「お世話になった会社に迷惑をかけるな」
言い方をかえてきた。正直笑いそうになった。
ぼく「迷惑をかけられてるのはこちらです。決してお金のことを言ってるのではありません。転職にあたり企業に所属してない期間があれば保険の手続きがどうなるかご存知でしょうか?」
※ホントはお金が欲しかったのですが笑
クソ人事「…分かった。上司はなんて言ってるんだ?」
ぼく「何を言われても闘います。ぼくの人生にこれ以上迷惑かけないで頂きたい。」
クソ人事「今日のことはこちらからも君の上司に伝えておく。」
後日、
上司「聞いたよ。お前を敵にまわさない方がいいのは一緒に仕事をしてたから分かっている。それにしても人事に噛み付くとかすごいな。新天地でがんばれよ。」
晴れてクソ会社から解放された瞬間でした。
こんなぼくにも部署として最後の飲み会を開催してくれた。
クソ会社、クソ人事、だけど当時の上司だけは忘れない。感謝してます。
何年も前なので言葉は多少の違いはあると思いますが概ねこのような感じです。
ちなみに辞めたとき、産まれたての子どもがいました。あと、ぼくは辞めることを誰にも言いませんでした。あまり辞める辞めると周りに言わないようにしましょう。本当に辞める人間は急にいなくなる傾向があります。笑
今はもちろん不満もありますが満足しています。日々楽しいです。
5月病が蔓延してる中で、ふと思い出した過去でした。
もしいつも読んで頂いてる方がいたらいつもとテイストが違い違和感を感じるであろう。同一人物なので安心して下さい。