楽天カード vs ヤフーカード
共に大人気のクレジットカード。
ぼくは両方作成し、それぞれの特徴について記事にしました。
楽天カードの記事【楽天カード】ポイント還元の「凄さ」を節約マニアが徹底解説。楽天市場だけじゃない!
ヤフーカードの記事ヤフーカードで驚異的なポイント獲得術を徹底解説【Yahoo! JAPANカード】
両方ともネット通販利用で圧倒的なポイント還元を獲得できるようだけど、結局どっちが凄いの?お得なの?
共通点が多く見えがちですが、様々な角度から比較すると違いが見えてきます。
両方とも、ポイントを効率よく貯める方法はめちゃくちゃややこしいですが、どちらかというとヤフーカードの方がまだ分かりやすいかな・・・というのがぼくの印象です。(ヤフーカードをメインに使っているからですが)
先に結論を書くと、どっちが良いかはあなたのライフスタイルよってケースバイケースです。なのでそれぞれの特徴を理解した上で、使い分けましょう。
本ページがお悩み解決の一助になれば幸いです。
基本スペックの比較
優位ポイントは赤字にしています。
楽天カード | ヤフーカード | |
発行費用 | 無料 | 無料 |
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
ブランド | Visa、Mastercard、JCB | Visa、Mastercard、JCB |
家族カード | 年会費無料(5枚まで) 18歳以上で本会員と生計を共にする同居家族 高校生は不可 |
年会費無料(3枚まで) 18歳以上で本会員と生計を共にする同居家族 高校生は不可 |
獲得ポイント | 楽天スーパーポイント | Tポイント |
還元率 | 1% 100円(税込)につき1円分 |
1% 100円(税抜)につき1ポイント |
ETCカード | 年会費540円(税込み) 発行は1枚のみ。 ダイヤモンド・プラチナの会員は無料 |
年会費540円(税込み) 発行は5枚まで可 |
支払日 | 月末締め翌月27日払い | 月末締め翌月27日払い |
電子マネー | 楽天Edy | Tマネー |
ショッピングリボ実質年率 | 15.0% | 18.0% |
キャッシング実質年率 | 18.0% | 18.0% |
再発行手数料 | 無料 | 無料 |
解約費用 | 無料 | 無料 |
保険・補償 | 海外傷害保険 | ショッピングガード保険 プラチナ補償(有償) |
基本スペックはあまり変わりません。
ただしポイント付与に関しては大きな違いがあります。
楽天カードは税込み&1ヶ月の利用総額に対して100円につき1ポイントが還元されますが、ヤフーカードは都度ポイント算出されます。
以下に事例を紹介します▼
1ヶ月で99円(税別)の商品を100回購入した場合
楽天カード
99円(税別)=106円(税込)
106円(税込)×100回=合計10,600円
買い物総額10,600円に対して100円につき1ポイントが算出されるので、
106ポイント獲得
ヤフーカード
99円(税別)なので0ポイント
買い物1回毎にポイント換算されるが、100回購入しても当然、
0ポイント
極端すぎる例ですが、これだけの違いが出てきます。
楽天カードは税込みでポイント付与のため、高額商品になればなるほど強みが増してきます。
デザインで比較
基本デザインはどちらも決してかっこよくない(というよりダサい)ですが、デザインの多さでは楽天カードが勝利。
楽天カードはこれだけあります。
- ディズニー
- バルセロナ
- 楽天イーグルス
- お買い物パンダ
それぞれのデザインは公式で確認してください!
審査で比較
クレジットカード入会時は必ず審査が必要です。
それぞれのカードの審査対象は以下の通りです。
楽天カード | ヤフーカード | |
主婦 | 〇 | 〇 |
高校生以下 | × | × |
専門学校 | 〇 | 〇 |
大学生 | 〇 | 〇 |
年齢 | 18歳以上 | 18歳以上 |
印鑑 | 不要 | 不要 |
免許証 | 不要 | 不要 |
ほぼ同じです。
上記を満たすと全て審査通過するか?というのは別の話なのでご注意を。
免許証不要と記載してますが、カードお届け時に必要となります。
いずれにせよ両方とも審査基準は緩いで有名です。
数分で審査が完了することも!
関連【ヤフーカード】審査が甘い?最短2分?審査の実態と評判を調査
新規入会特典で比較
超重要ポイント
それぞれ新規入会特典が常設!
- 楽天カード:5,000ポイント
- ヤフーカード:10,000ポイント
楽天カードは不定期に7,000ポイントや8,000ポイントへ増額されますが、さくっと5,000ポイント獲得することをオススメします。
過去にいつ増額されたか?は以下記事にまとめています。
関連楽天カード新規入会&利用増額キャンペーンについて。過去の開催実績も確認!!!
ヤフーカードはいつでも10,000ポイントです。
新規入会特典は獲得ポイントの多さ、さらに常時なのでヤフーカードが完全勝利です!
しかし個人的にはどちらのカードも作成して両方のポイントを獲得することをおすすめします。ぼくは当然そうしました。
足すと簡単に15,000円分獲得できるということですからね・・・
それぞれ新規入会特典については下記ボタンクリックで確認できます。
ポイント還元率で比較
ここからが長期利用を前提にするととても重要な項目ですね。
通常ポイントは上述の通り両方とも1%なのでイーブン。
それぞれネット通販時に最大の効果をはっきするので楽天市場・Yahoo!ショッピングそれぞれのポイント還元率をみていきましょう。
楽天市場で楽天カード利用時のポイント還元率
楽天市場ではSPU(スーパーポイントアッププログラム)により、一定条件を満たすとポイント還元率がUPする仕組みです。
このSPUがめちゃくちゃ複雑すぎてぼくが楽天カードを好きになれない理由です。完璧に語れる人は果たしているのか・・・
と言ってても仕方ないので解説します。
ここから楽天サービスを使えば使うほど還元率があがります。箇条書きします。
- 基本:1%
- 楽天カード利用:+2%
- 楽天プレミアムカード・ゴールドカード利用:+2%
- 楽天モバイル利用:+2倍
- 楽天トラベル利用:+1%
- 楽天市場アプリから月1回以上購入:+1%
- 楽天ブックス・楽天Koboで月に合計1000円以上購入:+1%
- 楽天ブランドアベニュー月1回以上購入:+1%
- 楽天TVのNBA SpecialまたはパリーグSpecial加入:+1%
- 楽天ビューティー月1回1,500円以上利用:+1%
- 5と0の付く日:+2%
全て適用すると15%となります。しかし現実的ではありません。
誰もがあてはまるものだけピックアップします。
- 基本:1%
- 楽天カード利用:+2%
- 楽天市場アプリから月1回以上購入:+1%
- 5と0の付く日:+2%
これであれば誰でも実現できます。なので還元率6%が現実的ですね。
仮に楽天モバイルを利用してれば還元率8%、作った方がいいレベルですね。
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楽天カードの高還元は楽天市場だけじゃない!
実は楽天市場以外でも高還元を獲得できるのが、楽天カードの強みです。
ポイント加盟店での利用であればなんと還元率が3%となります。
例えばガソリンスタンドのENEOSが加盟店です。また、ありサンマークの引越社やサカイ引越センターも加盟店となり、例えばありサンマークの引越社だとカード提示で8%(100円につき8ポイント※月~木曜の場合)、カード利用で3%のため、合計11%のポイント還元となります。引越しは高額になるためこれだけの還元があるとかなり嬉しいですね。
ポイント加盟店サービスを受けれる店舗はまだまだ少ないですが、非常に大きなメリットです。
それでは次にヤフーカードについて。
Yahoo!ショッピングでヤフーカード利用時のポイント還元率
こちらもまずは箇条書きします。
- 基本:1%
- Yahoo!ショッピングLOHACO利用:+2%
- アプリで購入:+1%
- 5のつく日:+4%
- Y!プレミアム会員:+4%
- ソフトバンクスマホユーザー:+5%
合計17%。
現実的なラインは以下ですね。
- 基本:1%
- Yahoo!ショッピングLOHACO利用:+2%
- アプリで購入:+1%
- 5のつく日:+4%
合計すると還元率8%。楽天カードの6%と比較しても上回っています。
ソフトバンクのスマホユーザーも多くいますので、
- 基本:1%
- Yahoo!ショッピングLOHACO利用:+2%
- アプリで購入:+1%
- 5のつく日:+4%
- Y!プレミアム会員:+4%
- ソフトバンクスマホユーザー:+5%
還元率17%。破壊的な還元率です。
ちなみにY!プレミアム会員費用462円はソフトバンクとY!mobileスマホユーザーであれば無料となります。
以上により還元率で比較するとヤフーカードが優れていると言えます。
ソフトバンク・Y!mobileスマホユーザーは必ず作るべきカードです。ぼくがヤフーカードをメイン利用しているのはソフトバンクスマホユーザーであること+分かりやすさです。
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規模で比較
ここからはそれぞれの市場規模で比較してみます。
楽天株式会社、ソフトバンクグループ株式会社、それぞれの決算発表資料を確認するとおおよそのカード発行枚数や出店ストア数などの情報を読み取れます。
比較:カード会員数『楽天カード vs ヤフーカード』
楽天カード | ヤフーカード |
1,500万人 ※2018年1月時点 |
468万人 ※2018年3月時点 |
ヤフーカードはKCカードおよびソフトバンクカード含んでの数なので乖離はありますが、いずれにせよ楽天カードが圧倒的な規模となります。
カード保有者を18歳~65歳程度のゾーンだと仮定すると、
18歳以上が約1億人。65歳以上が3,500万人。18歳~64歳までが6,500万人。
1,500万枚/6,500万人=約23%
4人に1人が楽天カードを持っている計算。
ざっくりすぎてあてになりませんが、こんなイメージです。
楽天カードの規模は本当に凄いですね。
比較:ストア数『楽天市場 vs Yahoo!ショッピング』
楽天市場 | Yahoo!ショッピング |
45,619店 | 51万店 2016年度 |
ソフトバンクの2017年3月期の決算発表資料によると2013年度から開始したeコマース革命が奏功し4年で25倍、競合比10倍とのことです。
ストア数だけ見れば圧倒的ですが、商品検索では共に困った記憶はないですね。
比較:ショッピング事業取扱高『楽天 vs ヤフー』
楽天市場 | Yahoo!ショッピング |
6.1兆円 | 6,276億円 ※2017年度 |
ストア数とは真逆で楽天市場が圧倒的な規模を誇っています。
それだけ楽天市場ファンが多いことが伺えます。
楽天市場の方が商品説明や口コミなどが良いのかもしれません。
楽天市場を見てみる
Yahoo!ショッピングを見てみる
結論、どっちを作るべき?
上述しましたが、共に新規入会特典が手厚いのでカードを複数枚所有することに抵抗がなければ2枚とも作るべきだと思います。ぼくは少なくとも10枚は保有しています…使っていないカードも多数ありますが…
また、本ページでは記載していませんが、カード提示でポイントを獲得できるお店も楽天ポイント・Tポイント共にかなり拡大しています。
楽天カードであればマクドナルドやくら寿司、ビックカメラなど、
ヤフーカードであれば、ファミマや吉野家やTSUTAYA、エディオンなど。
なのでやはりポイント取りこぼしを防ぐためにも両方のカードを持つべきと言えます。
ネットショッピングやカード払いがそもそも受け付けない、ポイントを貯めるのが好きでじゃない方は両方とも作らない方がいいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。